2018年05月19日

三島由紀夫の「沈める滝」について

顕子から手紙が来る。
もとの生活に戻って絶望から絶望の生活を続けている。憎しみを知らない昇の優しさは驚きだったと書いている。この手紙は嘘だと昇は思う。
対岸の紅葉の中に小さい滝を見つける。この滝は顕子に似ていると昇は思う。
この滝と顕子にどんな共通点があるのかはよくわからない。これは作者でないとこの意味は解らないだろうと思う。三島が見た滝がどんな滝だったのか、滝のイメージから考えると沈むという感じは出てこない。
滝つぼの事なのかよく解らないところである。


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posted by 文学の星 at 15:25| Comment(0) | 日記

2018年02月04日

三島由紀夫の「沈める滝」について

150メートルの高さのダムの形は絶壁に巨大な楽書のように、白線でも描かれていた。
ダムの描写であるけれど、写実的で非常に迫力がある。
新聞記者のような取材力を強く感じる。小説を書く前に現場を入念に調べているわけで
作家根性と言うかその辺が素晴らしい。
新聞記者のような取材の感と言うか、また画家の視覚の両面を備えているわけで、素晴らしいと思う。


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posted by 文学の星 at 14:30| Comment(0) | 日記

2018年01月09日

三島由紀夫の「沈める滝」について

顕子の手紙と言うのが、絶望から絶望へであり、自分を増悪の目で見つめる男から男への生活、
昇の優しさだけを思い出して暮らしているという内容である。暗いというか、惨めというか
不簡症の愛と言うか、救いがないのである。
この顕子の愛は物語を暗くしているし、後味の悪さを読者に与える。精神的な衰弱を感じさせる。

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posted by 文学の星 at 18:35| Comment(0) | 日記